ガラス繊維および不織布に樹脂を含浸積層させた補修材を管内に密着硬化させて、内面を補修します。
ASS-L・H工法
- ASS-L・H(Light Hardening)工法とは
- L・Hシート(ガラス繊維および不織布に可視光線硬化性樹脂を含浸させたもの)を管内に密着硬化させて、下水道管渠を部分更生する技術です。
- 工場でL・Hシートを製作し、それを補修装置に巻き付け、管渠内の補修箇所へ引き込み、空気圧で膨らませて、管内壁に加圧密着させます。
- 次に、補修装置内からL・Hシートに可視光線を照射して、感光硬化させることによって、下水道管渠を管内部より部分更生する工法です。
- ASS-L・Hの特長
- 本技術に使用するL・Hシートは、補強材として耐酸ガラスを使用し、可視光線重合開始剤を含むビニルエステル樹脂を用いています。
- 光重合開始剤は、波長380~450nM(青紫色可視光線)を受光すると、硬化反応を開始します。
- 標準硬化時間は、25分間で、硬化時の温度は50℃以下です。
- 可視光硬化のメリット(優れた経済効果)
- 工場含浸による品質の安定
- 現地含浸不要、主剤、硬化剤調合不要
- 施工日進の増大
- 25分で硬化、硬化性良好
- 軽微な浸入水や帯水中の施工可能
更新日:2015 年 2 月 12 日 木曜日