MLR工法とは、MLRモールドとMLR注入樹脂により、人孔の強度復元及び防食を目的に開発された人孔更生工法です。
特長
- 耐久性
- フレキシブルなMLRモールドと強靭な特殊注入樹脂の使用によりコンクリートの強度復 元が可能です。耐震性にも優れ、T-25に適応します。
- 耐薬品性に優れたMLRモールドと特殊注入樹脂で人孔壁面が2重に保護されているため、下水環境下の雰囲気(PH1~2)でも腐食しません。
- 人孔壁面にクラックが発生していても、低粘度の特殊注入樹脂が浸透固化し接着するため、強度が復元します。
- 施工性
- MLRモールドは、人孔内形状に予め形成されているため、人孔への組付けが非常に簡単に施工出来ます。
- 下地コンクリートに大きな凹凸があっても、特殊注入樹脂が凹凸(5mm以内)を吸収しますので通常は不陸調整を行う必要はありませんが、凹凸が5mm以上の場合は、注入樹脂量が多くなる為に不陸調整する事を推奨します。
- 特殊注入樹脂は、湿潤状況下でも強固な接着が得られるため、乾燥等を行わないで施工出来ます。また、水替えを必要としません。(下水供用下で施工出来ます。)
- 経済性等
- 簡単な下地処理で施工出来ますので、大幅に日進量を上げることが出来ます。
- 耐久性に優れているため、長時間にわたって補修の必要がなく、維持管理費が節減出来ます。
- 施工に大掛かりな設備を必要としないため、交通規制、騒音問題等の影響が少なくてすみます。
更新日:2015 年 2 月 13 日 金曜日