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ASS工法

ASS工法とは

ガラスクロスおよび不織布に熱硬化性樹脂を含浸積層させた補修材を補修装置(ゴムスリーブ)に巻き付け、管渠内の補修箇所にセットし、空気圧で補修装置のゴム袋を膨らませることによって補修材を管内壁に加圧密着させ、補助過熱器により過熱硬化させて、下水管渠の不良箇所を管内部より部分補修する工法です。補強材は標準でガラスクロス4枚、不織布2枚に熱硬化性樹脂を含浸積層させ、厚みは2㎜となります。補強材の積層枚数は止水や補強の目的により増加することがあります。

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ASS工法の特徴

1.強度および耐久性がある

ASS主剤樹脂は接着性が良く、補修後の下水管渠は複合管として既設管と同等以上の強度(補修素管の2倍以上の強度)を発揮し、経年変化による変質劣化、強度低下が生じることはありません。

2.経済的である

不良箇所を補修し、標準硬化時間が30~45分間と短く、耐久性にも優れ、特にスパン中に不良個所が少ない場合スパン全体の更生工法と比べとても工費が安価で非常に経済的です。

3.止水性能がある

ASS補修剤を管渠の内側より加圧密着させるため、補強だけでなく止水効果も得られます。浸入水の多い箇所では、止水パッカー工法との併用や、不織布を増やす事によって、水密性は一段と向上させることができます。

4.施工性が良い

ASS補修剤はエアー圧による固着で、補修箇所へのセットはパッカー止水と同じく容易で確実であり、機動力があり緊急対処にも適しています。また、補修装置は中心部が空洞になっており、水量が少ない場合、通水状態でも施工できます。

5.流下能力の低下がない

施工厚さ2㎜と薄く、両端は段差なく圧着硬化するため、補修後の下水管渠では通水を阻害するような流下能力の低下はありません。

6.多様な破損状況に適応

既設管渠内に、不要となった取付管部の閉塞、本管と取付管との接続箇所の補修、隙間、段差、屈曲角のいずれがある管渠の補修等も滑らかな仕上りで施工できます。また、補修により木の根の再侵入を完全に防ぎます。

7.施工箇所の確認

補修樹脂に着色しており、TVカメラによる施工確認が容易で、検査や追跡調査が明確にでき、計画的な維持管理ができます。

8.優れた補修材料を使用

ASS補修材料は主剤にビニルエステル樹脂を使用しております。ビニルエステル樹脂は不飽和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂に比べ、耐薬品性(耐アルカリ性、耐酸性)、耐溶剤性、機械的強度、疲労強度、強靭性、接着性、耐久性に優れています。また、硬化後の樹脂は毒性がなく地中汚染の心配がありません。

9.継手部の補強

ASS補修材料特有の強度で補強され、補修後の継手部変動要因に対して追隋性を持たせます。

更新日:2015 年 4 月 18 日 土曜日

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